土日に休んで月曜日に会社に行くのはそうでもないのですが、連休明けに会社に行くのは結構しんどいですよね…というのは自分だけかもしれませんが、子どもの頃からそんな感じだったので、たぶん性分なのだろうと思います。
朝起きて学校に行って決められたカリキュラムに従って勉強する。朝起きて会社に行って与えられた仕事をする…といった生活に馴染むことができないまま今に至る…といった感じですね。
子ども時代は、夏休み、冬休みといった長い休みのあとは学校に行きたくなくなって、朝ぐずぐずしていると親に叱られて、それで渋々靴を履いて家を出るといった感じでした。
たぶん、親が何も言わなかったら、そのまま学校を休んでいたと思いますし、実際に休んでいたら、それがきっかけで不登校になっていたかもしれませんし、不登校のまま大人になっていたら、仕事にも就いていなかったかもしれませんね。
そう考えると、親の躾けは大事なんだなあと思いますが、躾けで何とかなるのは、「我慢する」とか「耐える」といった能力が多少身につくというくらいまでのようで、そういう生活に馴染めるようにはなりませんでした。
馴染めない理由は…何となくですが、怠惰が半分くらいで、繊細さが半分くらいなのかなあという気がします。
そして、怠惰のほうは、「頑張れる」能力がないということなのだろうと思います。学校に行きたくなくてぐずぐずしているときに、「頑張って行ってきなさい」と言われるのがすごく嫌でしたので…
また、努力は尊いとか、頑張れる人は偉いとか、頑張れば成功するとか、学校ではそんなことを教わりますし、会社でも同じようなことを言われますが、だから「自分も頑張ろう」という気持ちにはなれませんでしたし…
一方、繊細さというのは、他人に対する繊細さ(自分がどう思われているかが気になる)ではなくて、自分に対する繊細さ(自分の気持ちを無視できない)ですね。
我が儘と言えば我が儘なのかなあと思いますが、見方によっては、「努力もしないくせに我は通す」という、ろくでもない大人ということになりそう…
世間では、イケているオジサンを「イケオジ」と言うらしいですが、自分の場合は、イタいオジサンということになりそうなので、「イケオジ」ではなく「イタオジ」ですかね?
ただ、我を通したということになるのだろうと思いますが、自分なりのやり方で仕事がうまくいったこともそれなりにあったので、それはそれで良かったのかなあという気はしています。
運というか巡り合わせというか、そういった要素も大きかったと思いますが、欠点と思われるようなことでも、場合によってはプラスに働くことがあるのですよね。
また、そういうことがあったからこそ、馴染めないなりにも仕事を続けてこられたような気がします…といったことを考えながら、仕事帰りの電車の中で揺られてきました。