昨年もこんな感じだったような気がしますが、9月に入っても暑さが収まる様子がないですね。この暑さ、いつまで続くのだろう…
蚊も夏バテするらしい
あまりに暑いと、人は夏バテしやすくなりますが、夏バテするのは人だけではないみたいですね。気温が35℃を超えるような猛暑日になると、蚊も人と同じように夏バテを起こして、活動が鈍くなるようです。
種類によって多少の違いはあるようですが、一般的に、蚊がもっとも活発に活動する気温は25℃~30℃くらいのようで、それ以上の気温になると、直射日光や高温を避けるために、木の葉の裏や日陰、建物の中といった涼しい場所に身を潜めるようになるそうです。
まあ、人からすれば、蚊が夏バテしてくれれば蚊に刺されることも無くなるので、それはそれで有難いですけどね。
ただ、猛暑が落ち着いて気温が下がってくると、夏バテしていた蚊も活発に活動し始めると思うので、油断しないほうが良さそうではありますが…
蝉も猛暑は苦手らしい
また、蝉も猛暑が苦手みたいですね。変温動物の蝉は、周囲の気温が体温に直接影響するので、気温が高すぎると、体温調節のために活動を抑制するそうです。
蝉が最も活発に鳴くのは、25℃~33℃くらいのようで、気温が35℃を超えるような猛暑日になると、体力を温存するために鳴くのをやめて、涼しい場所に身を隠すようですね。
蝉は、腹部にある発音筋を、1秒間に数百回も高速で収縮・弛緩させることで鳴きますので、蝉にとって鳴くという行為は、体力を消耗する重労働なのでしょう。
暑い日は蝉も休みたいということですね…
年齢とともに暑さに弱くなる
ということで、もうしばらく暑い日が続きそうですが、人は年齢を重ねると、皮膚にある温度センサーの感度が鈍くなるそうですので、ある程度の年齢になったら、暑さには気をつけたほうが良さそうです。
温度センサーの感度が鈍くなるということは、暑さを感じにくくなるということですからね。「まだ大丈夫だろう」と思っていたら「熱中症だった」といったこともあるわけです。
また、温度センサーの感度が鈍くなるということ以外にも、
・喉の渇きを感じにくくなる
・汗を分泌する汗腺の機能が衰えて発汗量が減少する
・血流が減少して熱を逃がす能力が低下する
・体内の水分量が少なくなる
といったことが加齢によって起こるそうです。
これは、年齢を重ねるほど熱中症になりやすく、重症化しやすいということですので、ある程度の年齢になったら、水分補給や室温の管理が大事になるということなのでしょう。
自分も50代になったあたりから暑さに弱くなったような気がする…