今年の2月にオープンした商業施設「豊洲 千客万来」から撮影した豊洲大橋の写真です。奥に見える高層ビル群が東京らしいですよね。
晴海運河に架かる豊洲大橋
豊洲大橋は、中央区晴海五丁目と江東区豊洲六丁目を結ぶ橋長550メートル、幅員32.3メートルの巨大な橋梁ですが、橋の中腹には小さな展望スペースが設けられていて、そこからレインボーブリッジなどを一望できるようにもなっています。
また、都内にある橋梁らしく、夜になるとライトアップされるのですが、その灯りと背景の高層ビル群の灯りとが織りなす風景はとてもきれいですよね。
この時期の運河沿いは風も強くかなり寒いですが、夏と違って空気は澄んでいるので、夜景を楽しむには良い場所だと思います。
しかしまあ、これほど大きな橋を架けられる資金力のある東京都はすごいですよね。2024年度の東京都の予算規模は約16兆5,584億円ということですが、これは、小さな国の国家予算なみの予算規模ではないかと思います。
そして東京都には、国から地方交付税の交付を受けることなく、独自の財源で都政を運営できるだけの豊富な財源がありますからね。47都道府県の中で、地方交付税が交付されていないのは東京都だけですが、この先もずっとそんな感じだろうと思います。
南側には豊洲市場と商業施設
また、一時期は築地市場移転問題で揉めに揉めていましたが、豊洲大橋の南側には豊洲市場が開場し、今年2月に開業した千客万来とともに、多くの人が訪れる観光地になってるようですね。
千客万来には、飲食店が並ぶ食楽棟と、温泉施設と宿泊施設のある温浴棟の2つの建物がありますが、温泉棟には無料で利用できる足湯もあるので、時間があれば立ち寄ってみるのも良いと思います。
無料の足湯は8階の屋外にありますので、足湯を楽しみながら豊洲の海を一望できます。
また、有料ですが貸タオルもありますので、手ぶらで行っても大丈夫ですよ。
ただ、キャッシュレスには対応していないので、小銭は必要です。
また、最近の物価高も影響していると思いますが、食楽棟での飲食には、そこそこのお金が必要なのですよね。
まあ、食べ物は美味しいので、そのあたりは割り切ったほうが良いと思いますが、お財布にはあまり優しくないです。
北側には晴海フラッグとスカイデュオ
一方、豊洲大橋の北側には晴海フラッグが完成し、かなりの抽選倍率になるほどの人気だったようですが、投資目的で購入した人が多かったのか、実際に住んでいる人は少ないという指摘もあるようですね。
また、来年にはスカイデュオという50階建ての高層マンションが2棟完成するということで、こちらもかなりの抽選倍率になっているようですが、晴海フラッグと同様、投資目的で購入する人が多いのではないかと言われているようです。
まあ、投資目的にせよ居住目的にせよ、坪単価が500万円を超えるとか、販売価格が1億円を超えるといった物件を購入できる人が大勢いるというのはすごいと思いますけどね。
きっと自分とは住む世界が違う人たちなんだろうなあ…